はじめに
うちには大量のVHSのビデオテープがあります。ほとんど私の子供時代にアニメなどを録画したものです。うちのビデオデッキは今の地デジ対応テレビには接続できず、ここ10年ほど、大量のビデオは眠ったままになっていました。
でもせっかく録画したので、たまには手軽に見てみたいものです。動画ファイルとしてパソコンに取り込めれば、いちいちビデオデッキを操作して巻き戻しや早送りの手間をかけずに動画を見られます。今日はそのための機器を使ってみました。
方法
使用機器
パソコン
東芝製 kira v 634 OS:Windows10
USB入力ができてCD-ROM読み込みができるWindowsなら多分何でも良いです。
ビデオデッキ
うちで長年ほこりをかぶっておりました。電源ボタンが取れてしまっているのでリモコンがないと電源が入りません。
ビデオキャプチャ
I-O DATA製 GV-USB2
ビデオデッキとパソコンの接続には、I-O DATA製 USB接続ビデオキャプチャ GV-USB2 を使用します。Amazon価格でDVD/BD対応のもので6000円、DVD対応のもので3000円程度です。
の装置はビデオデッキの出力端子(RCA=赤緑白3本の線があるもの or miniDIN 4pin=一つの大きな丸い端子の中に4つの小さな端子があるもの)をUSBでパソコンに接続し、ビデオデッキで再生した動画をパソコン上で再生、録画できるものです。入力端子の形式が同じならばビデオ以外にもゲーム機やDVDプレイヤーなどの動画も録画できるようです。
の装置はビデオデッキの出力端子(RCA=赤緑白3本の線があるもの or miniDIN 4pin=一つの大きな丸い端子の中に4つの小さな端子があるもの)をUSBでパソコンに接続し、ビデオデッキで再生した動画をパソコン上で再生、録画できるものです。入力端子の形式が同じならばビデオ以外にもゲーム機やDVDプレイヤーなどの動画も録画できるようです。
機器の設定
ビデオデッキとパソコンの接続
ビデオデッキとパソコンをビデオキャプチャを使って接続します。うちのビデオデッキの映像出力はRCA方式なので、デッキについている赤白黄色の3本の線をすべてビデオキャプチャにつなぎます。キャプチャのもう一方の端のUSB端子をパソコンにつなぎます。
録画ソフトのインストール
ビデオキャプチャに付属のCD-ROMをパソコンで読み込み、指示に従って録画ソフト(LightCapture)をインストールします。
再起動後にデスクトップにあるLigutCaputure(録画ソフト)のショートカットをクリックすれば、デッキで再生した映像がパソコンに表示され、映像音声ともに動画ファイルとしてパソコン内の指定した場所に保存されます。
録画
LightCaptureで録画している様子です。画像で真っ黒になっている領域に動画が表示されています。
問題点
あえて問題点を挙げるとすれば、動画形式がMPEG2しか選べないことです。この形式はやや古く、動画の長さに対してファイル容量が大きくなります。30分程度の録画で2GB程度になります。
いずれファイル形式を変換する方法を調べてMPEG4などのもっとコンパクトな形式に変換しようと思います。
2018/1/10 追記
解決法
目的
フリーソフト XMedia Recode を使用して動画の容量を減らします。
方法
XMedia Recode のインストール
- 公式サイトからダウンロードできます。https://www.xmedia-recode.de/en/download.html
- ~.setup.exe という実行ファイルをパソコン内の任意の場所に保存します。
- 先ほど保存した実行ファイルをダブルクリックして実行します。
- セットアップウィザードでagreeをクリックし、使用許諾契約書に合意します。
- "ショートカットアイコンをデスクトップに作成する"にチェックを入れてnextをクリックします。
- "Install" をクリックしてインストールします。
Xmediarecordで動画を変換する
- Xmediarecordを立ち上げ、動画ファイルを読み込みます。"ファイルを開く"から録画した動画を開き、"リストに追加"を押します。
- "映像"タブでビットレートを設定します(デフォルトは1500bpsです)。ビットレートと画質の関係を調べてみたところ、VHSの3倍で録画したアニメだと500bps位で元の画質が再現できるようです。
- "形式"タブで変換後の動画ファイルの形式を選択します。MP4が一番新しく圧縮率も高いようなので、MP4
- "エンコード"を押すとリストにある動画が変換されます。
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